
ヴィーガンファッションとは、レザーやウール、ダウン、シルクなどの動物由来素材を使用しないファッションのことです。
近年は、植物由来素材や人工皮革、再生素材などの技術が進み、動物に配慮したファッションの選択肢が世界中で広がっています。
日本でも、ヴィーガンの考え方に共感するブランドや、動物素材を使用しない製品を展開するブランドが増えてきました。
この記事では、日本で購入できる主なヴィーガンブランドやヴィーガンフレンドリーなブランドをご紹介します。
※ブランドによってはすべての商品がヴィーガンではない場合があります。購入の際は、商品の仕様変更がある場合もありますので、その都度素材表示をご確認ください。
また、弊社サイトに掲載されていない商品や情報がございましたら、企業様・個人様を問わず、お問い合わせフォームよりぜひお知らせください。
| カテゴリ | 素材 |
|---|---|
| 意識したい動物由来素材 | レザー、ウール、ダウン、シルク、アンゴラ、カシミヤ、モヘア、エキゾチックレザー |
| 代替素材 | 合成皮革、人工皮革、再生ナイロン、植物由来素材、合成中綿 |
日本のヴィーガンブランド
日本のヴィーガンブランドは、まだ店舗数が多くありません。
そのため、送料のみの負担で素材見本を取り寄せられるサービスや、ポップアップイベントなど、実際に商品を手に取れる機会はとても貴重です。
次世代ヴィーガン素材は、写真だけでは質感・重さ・独特の風合いが伝わりにくいことがあります。実際に触れてみることで、「思っていたより高品質」と感じる人も少なくありません。
気になるブランドがあれば、SNSでポップアップ情報をフォローしたり、公式サイトに
- 素材見本(サンプル)
少額(または送料無料)で端切れを送ってくれるサービス - 自宅で試着
送料程度の負担で、サイズや素材感を確認し、返品・交換ができる仕組み
といったサービスがないかチェックしてみてください。
実物に触れる体験は、そのアイテムが長く愛用できるかどうかを判断する大切な手がかりになります。
店舗が少ないからこそ、こうした機会を上手に活用することが、ヴィーガンブランド選びのポイントです。
Belle & Sofa やさしい靴工房(ベル アンド ソファ)
神戸の工房で作られる人工皮革シューズブランド。
外反母趾にも配慮した靴づくりで知られています。
cocochikobo(ココチ工房)
神戸発のミニマルデザインブランド。
人工皮革を使用した軽量で丈夫なバッグや小物雑貨を製作しています。
ESTIVANT(エスティバン)
東レの高機能素材 Ultrasuede®(ウルトラスエード)を使用した日本のバッグブランド。上質な質感と耐久性を両立した人工皮革素材が特徴です。

LOVST TOKYO(ラヴィスト トーキョー)
廃棄されるリンゴの搾りかすから作られるアップルレザーを使用したヴィーガンブランド。
植物由来素材を活用したエシカルなバッグや小物を展開しています。

Mon Petit Trésor(トレゾール)
人工皮革クラリーノ®や国産帆布などを使用したバッグブランド。
シンプルで上質なデザインが特徴です。
FUMIKODA(フミコダ)
国産の人工皮革やバイオマス素材を使った日本のヴィーガンブランド。
ビジネスバッグやトートバッグなど、機能性と耐久性を重視した製品を展開しています。

SIWA(紙和)
和紙素材を使用した日本のブランド。
軽くて丈夫な和紙素材を使ったバッグや小物が特徴です。
Aasha(アーシャ)/セレクトショップ
コルクレザーやココナッツレザーなど、植物由来素材を使ったエシカルブランドを取り扱うセレクトショップです。
取り扱いブランド例
- MAROMA(フェアトレード製品)
- Arture(コルクレザー)
- ZenKind(ココナッツレザー)

海外ヴィーガンブランド(日本で購入可能)
北米やヨーロッパではエシカル消費が広く浸透しており、ヴィーガンファッション市場も拡大しています。
背景には
- 環境意識の高まり
- セレブリティの影響
- バイオ素材開発の加速
などがあります。
Stella McCartney(ステラ マッカートニー)
ヴィーガンラグジュアリーの象徴とされるブランド。
創業当初から動物由来素材を使用しない方針を掲げています。
JW PEI(ジェイダブリュー ペイ)
ロサンゼルス発のヴィーガンバッグブランド。
トレンド感のあるデザインと比較的手頃な価格帯で、SNSでも人気があります。
Melie Bianco(メリービアンコ)
ヴィーガンレザーを使用したバッグブランド。
動物由来素材を使わないバッグを中心に展開しています。

GASTON LUGA(ガストンルーガ)
スウェーデン・ストックホルム発のバッグブランド。
PU素材などのヴィーガンレザーを使用した製品も展開しています。
Matt & Nat(マット・アンド・ナット)
カナダ発のヴィーガンブランド。
リサイクル素材を積極的に採用しています。ブランド名は、MAT(T)erial + NATure に由来しています。

O.N.E(オー・エヌ・イー)
トウモロコシ由来素材を使ったヴィーガンレザーのブランド。
ミニマルなデザインのバッグや小物を展開しています。

iFarmaissance(アイファーマッサンス)
オーストラリア発のヴィーガンブランド。
植物由来素材
- サボテンレザー
- パイナップルレザー
- グレープレザー
- アップルレザー
などを使用したバッグを展開しています。

ANGELA ROI(アンジェラ ロワ)
ニューヨーク発のヴィーガンラグジュアリーブランド。
高品質なヴィーガンレザーを使用したハンドバッグで知られています。

BBYB(ビービーワイビー)
韓国発のヴィーガンバッグブランド。
ミニマルなデザインとカラーバリエーションが特徴です。

Wills Vegan Store(イギリス)
シューズやバッグ、アパレルを展開するヴィーガンブランド。
PETA認証を取得しています。
身近なブランドのヴィーガン対応商品
ヴィーガンファッションの考え方は、専門ブランドだけでなく、スポーツブランドや日常ブランドにも広がりつつあります。
以下のブランドはヴィーガンブランドではありませんが、動物素材を使わない商品も販売されています。ただし、環境配慮ブランドとヴィーガンブランドは必ずしも同じではありません。
アシックス(ASICS)
合成素材を使用したシューズが多いブランドです。サステナブル素材の開発に取り組んでいます。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ThermoBall(サーモボール)は、THE NORTH FACEが採用している合成繊維の中綿素材です。ダウンのような保温性を目指して開発された化学繊維インサレーションで、Primaloft社と共同開発されています。濡れても保温力が落ちにくい、軽量、コンパクトに収納できる、羽毛(ダウン)を使わない防寒素材です。

Adidas(アディダス)
「Stan Smith」などでヴィーガン仕様モデルが販売されたことがあります。
NIKE(ナイキ)
動物素材を使用しないモデルもあります。
ZARA
H&M
Banana Republic(GAP)
素材表示が明確になり、消費者が選びやすくなっています。
Prada(プラダ)
Re-Nylon(再生ナイロン)シリーズは動物性不使用。
日本ブランド(動物素材を使わない製品がある)
特別な専門ブランドでなくても、身近なショップで「動物性素材を使わないアイテム」を見つけることができます。
ヴィーガンファッションは、特別な人のためのものではなく、日常の選択肢のひとつとしてありました。
fuwaraku(フワラク)
合成皮革パンプスを扱うブランド。

Jolie Jolie(ジョリージョリ)
合成素材バッグを扱うブランド。
FULLCLIP(フルクリップ)
日本のバッグブランド。
ナイロン素材のバッグを中心に展開。
FIRANO(フィラノ)
合成皮革バッグを多く扱うブランド。

ユニクロ(UNIQLO)
東レはユニクロと長年パートナーシップを組んでおり、ヒートテック、エアリズム、パフテックなどに東レの高機能繊維技術が採用されています。
吉田カバン / ポーター(PORTER)
「TANKER(タンカー)」シリーズ
ヴィーガン認証制度
ヴィーガン製品の信頼性を高めるため、第三者認証制度が活用されています。
主な認証
- PETA Approved Vegan
- The Vegan Society 認証(ひまわりマーク)
これらの認証は、原材料や製造工程について基準を満たした製品に付与されます。
近年は、トレーサビリティ(追跡可能性)も重視されています。「誰が・どこで・どのように作ったのか」という情報を公開することが、ブランドの信頼性につながっています。
ヴィーガンファッションは特別なものではない
ヴィーガンファッションは、特別な人のためのものではありません。
今は、日常の中で動物素材を使わない商品を選ぶこともできる時代になっています。
次に買うバッグをヴィーガン素材にする。
次に買うスニーカーを合成素材にする。
それだけでも、確実に社会は変わっていきます。
服を選ぶことは、どんな世界を望むのかを選ぶこと。
完璧である必要はありません。まずは、できることから。


