ビッグうさぎのマリオ(うさぎの飼い方)

健康管理の徹底

うさぎは声帯がないため声が出ません。表情や仕草で感じ取らなければなりません。

病気の兆候

うさぎが元気をなくしたり、食欲が低下する場合は、早期に対処が必要です。消化不良や歯の問題が原因であることが多いため、獣医の診察を受け、必要に応じて治療を行います。特に歯の不正咬合は食欲不振の原因となるため、定期的な歯のチェックが欠かせません。
うさぎの健康維持には、日常的な観察と定期的な獣医の診察が欠かせません。大型の体は特に負担がかかりやすいため、早期発見と予防が重要です。

体調を見る目安に、普段は大好きで、袋を開ける音を聞いただけでも走ってくるはずの、ドライフルーツを食べない時は、必ず、具合が悪いサインなので、かかりつけの病院へ連れて行って下さい。

体重管理

定期的に体重を測り、増減をチェックします。体重が急激に増えたり、減ったりすることは、健康問題の兆候である可能性があります。理想的な体重を維持するために、食事内容を調整し、運動を取り入れます。肥満は関節への負担や内臓疾患のリスクを高めるため、適度な体重管理が不可欠です。

毛球症

うさぎが朝から1日うんちが出ないと、あっという間に重症化します。その日のうちに動物病院に行く必要があります。換毛期に毛づくろいで毛を飲み込みすぎて消化できなくなる毛球症は、病院で処方していただいた薬をしばらく飲まなければ治りません。

マリオの毛球症対策では、薬を飲ませて、うんちのサイズと数を毎日数えました。
普段に比べ、うんちが小さくなったり、数珠つなぎのようになったり、量が減ってくるとと要注意です。毎日のブラッシングで毛球症を予防します。

メスうさぎは首元にマフラー(肉垂)を蓄えます。抜け変わりの時期は、指でつまんでも毛がとれるほどです。
ブラッシングで余計な毛をとることはとても大切です。その時の毛球症が落ち着いてから、次の換毛期前にラビット・ヘアボールリリーフを舐めさせたところ、毛球症の症状はあらわれませんでした。

ソアホック

ソアホック(足裏の炎症)は、室内で飼う大型うさぎに多く見られます。ケージやサークルの床材を柔らかい素材に変更し、定期的に足裏をチェックします。必要に応じて、足の裏を保護するための専用の保護カバーを使用することも検討します。痛がらないように、柔かいスポンジ状のクッションが必要な時があります。

マリオとベンジャミンは同じ環境にいますが、ベンジャミンがソアホックになりました。病院で処方していただいた抗生物質の軟膏と、先生に紹介していただいた市販の健栄きず薬 (昔のイソジン)を併用し、最も酷い時には大判の絆創膏を貼り、おりものシートを使い、靴下をはかせました。ベンジャミンは絆創膏と靴下を嫌がらずはきました。これがもし不快を感じやすいマリオではできなかったと思います。完治はしませんが(抜けた足裏の毛が生えてくることは無く、あくまでも周りの毛がかぶさって治ったようには見えます)、今では素足で室内を走っています。赤くなっている時に、ばい菌が入らないように薬を塗る程度です。

トイレの工夫

うさぎのトイレトレーニングをより効率的に行うための追加の工夫を紹介します。

大型のうさぎは排泄量も多いため、吸収力の高いペットシートは、臭いも抑える効果がありおすすめです。また、無香料のものを選ぶことで、うさぎの健康を守ります。ペットシートは毎日交換し、トイレ自体も定期的に洗浄して清潔を保つことが重要です。

トイレのしつけを強化する方法

トイレ以外の場所で排泄した際は、排泄物をトイレに移し、うさぎにその場所が排泄に適した場所であることを強化します。また、トイレに排泄できた場合には、穏やかな声かけやおやつで報酬を与え、良い行動を強化します。

仲間の存在

もし可能であれば、うさぎに仲間を与えることも検討します。うさぎは社交的な動物で、他のうさぎと一緒に過ごすことで、より活発に行動し、孤独感を感じにくくなります。ただし、新たなうさぎを引き合わせる際は、ケージ越しにお見合いし、慎重に相性を見極め、徐々に慣れさせることが大切です。組み合わせとしては、オスとメス、メスとメスです。オスとオスはけんかが起きることが経験上ありますので、お勧めいたしません。

去勢手術

過去の子たちも現在の子たちも、去勢手術は一度もしていません(理由は単純にかわいそうだからです)ので、去勢手術に関しては全く経験上のお話しができません。よく、メスに関しては高確率で生殖器(卵巣・子宮)の病気にかかりますという情報をネットで見ますが、私どもの経験では、一度もそのような病気になった子はいません。もし、そのお話が本当だとすれば、ビッグうさぎには関係が無いのかもしれません(ビッグうさぎは、あくまでも食用に改良されて、作られたウサギであり、自然界にはいません)。

出産をする場所

通常言われているような母親が自分の毛を抜き出産場所をケージの奥の方などにつくるといわれていますが、私どものビッグうさぎの場合の経験上から、確かに母親になるウサギさんが、自分の毛を抜いて集めるという行為は行いますが、一度に産む赤ちゃんの数も多いので、自分の毛やバミューダなどを集めてもスペースが取れないことから、今までで一番多かった出産場所は、人間の寝ている布団の足元から入って、布団の足元の下に赤ちゃんを綺麗に横並びに生みます。誤って自分の足で踏み潰さないように、出産前になったなら、起きる時に足を延ばさないようにして、毎回布団をめくって足元部分を見れば、赤ちゃんが生まれていることは多々あります。

里親さがし

2~3か月は親うさぎの元で飼われる必要があります。

最後に飼い主にも衝撃的な動画をアップします。マリオがベンジャミンの膝枕で爆睡中。

まとめ

うさぎの飼育には、細やかなケアと飼い主の愛情が不可欠です。居住スペース、食事、運動、健康管理、精神的ケア、そして老後のサポートまで、全てにおいて注意を払いながら接することで、うさぎさんは快適で健康的な生活を送ることができます。

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