ヴィーガン向けサプリメント|動物性不使用の選び方

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ヴィーガンのサプリメント選びでは、「動物由来成分が含まれていないか」を確認することが重要です。あわせて、必要な栄養素を過不足なく補うために、「自分に必要なものだけを選ぶ」ことが基本となります。

この記事では、初心者の方でも判断しやすいように、選び方のポイントと代表的なサプリメントを整理して解説します。

ヴィーガンサプリを持つ女性の写真

見落としがちな動物性成分

サプリメントには、一見すると植物性に見えても、動物由来の原料が含まれていることがあります。購入前に以下の点を確認しましょう。

  • カプセル:ゼラチン(動物由来)
    →植物性カプセル(HPMC・プルラン)を選ぶ
  • ヘム鉄:動物由来
    → 非ヘム鉄(植物性)や調理器具(鉄製)で補う方法もある
  • ビタミンD3:羊毛由来ラノリンが一般的
    → 藻類・地衣類由来のD3、またはきのこ由来のD2を選ぶ
  • オメガ3(DHA・EPA):魚油が一般的
    →藻類由来(アルガルオイル)を選ぶ
  • カルシウム:貝殻・卵殻・乳由来のものがある
  • その他注意例
    乳糖、ホエイプロテイン、乳由来の乳酸菌など

表示だけで判断せず、原材料まで確認することが大切です。

「Vegan」「動物性不使用」などの表示を見る

原材料の確認が難しい場合は、以下の表示を目安にします。

  • 「Vegan」「動物性不使用」「植物由来100%」などの記載
  • ヴィーガン認証(Vegan Society、Certified Veganなど)

一般的に、海外製品はヴィーガン表示が明確な傾向があります。

優先順位:まず選ぶべきサプリ

すべてのサプリメントを摂取する必要はありません。以下のように優先順位を考えるのが一般的です。

  • ビタミンB12:【最優先】
    植物性食品からの摂取が難しく、補給が推奨される
    体内の蓄えが切れる数年後に不足が現れやすい
  • オメガ3:【食生活による】
    ナッツ・種子・海藻の摂取状況により検討
  • カルシウム・ビタミンD: 【生活環境による】
    日照時間や食事内容によって不足する場合がある
  • 鉄・亜鉛:【体質次第】
    生理中や貧血気味な場合に
  • その他:【基本不要】
    バランスの取れた食事ができていれば、必須ではない

本記事では、特定の商品を強くおすすめすることはしていません。ヴィーガンの栄養管理においては、基本的にビタミンB12を適切に補給できていれば問題ないとされています。

一方で、日本では動物性不使用のサプリメントの選択肢が限られているため、参考として入手しやすい製品を紹介しています。

すべての人にサプリメントが必要というわけではありません。
あくまで、ご自身の食生活や体調に応じて判断することが大切です。

ビタミンB12(最優先)

ビタミンB12は、主に動物性食品に含まれるため、ヴィーガンでは不足しやすい栄養素とされています。そのため、サプリメントまたは強化食品での補給が一般的に推奨されています。

また、ビタミンB12を含むニュートリショナルイースト(栄養酵母)や、スピルリナは、メーカーによって形状や味が異なります。

メチコバール(医薬品)

ビタミンB12(メコバラミン)を含む医薬品。医師の指導のもとで使用される場合があります。

ハワイアンスピルリナ(RISE&SUN)

藻類由来の食品で、たんぱく質やミネラルを含みます。

ニュートリショナルイースト(ナッシェル)

酵母由来の食品で、ビタミンやミネラルを含みます。料理にチーズのようなコクを出せる栄養酵母です。無添加で合成ビタミン不使用な点が、自然な食事を好む方におすすめ。

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ニュートリショナルイーストはどれも一緒? 天然の無添加のものと、合成のビタミン・ミネラルなどが添加されたものがあります。 詳しくはこちら 無添加ニュートリショナルイーストをおすすめする理由

その他のサプリ(必要な人のみ)

オメガ3:海藻由来のDHA&EPA(健康家族)

藻類由来のサプリメントがあり、魚油を使用しない選択肢として利用されています。

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カルシウム:L型発酵乳酸カルシウム(ニチガ)

植物性食品(葉物野菜、大豆製品、ナッツなど)から摂取可能です。
サプリメントを使用する場合は、由来を確認する必要があります。

カルシウムサプリメントを摂取する際は、ビタミンDと合わせて摂取することで吸収率が高まります。

炭酸カルシウムやクエン酸カルシウム、乳酸カルシウムの形で摂取するのが一般的です。サプリメントを使用する場合は、乳・貝由来のカルシウムが含まれていない表示を確認する必要があります。

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ヴィッテル(ミネラルウォーター)

カルシウム含有量の多い硬水を選ぶことで、補助的に摂取することも可能です。

ヴィッテル
フランスの北東部のドイツとの国境に近いヴォージュ山脈の麓にある水の町「ヴィッテル」で採水されるナチュラルミネラルウォーター。この地域特有の鉱物を含む地層を通り、時間をかけて湧き出ています。 ヴィッテル...

植物性食品に含まれる非ヘム鉄は吸収率が低いため、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が向上します。調理に鉄製フライパン、または鉄瓶(ホーロー加工していないもの)で沸かしたお湯で淹れるお茶、鉄鍋を使う方法もあります。

ビタミンD

日光に当たることで体内で合成されます。夏場は15分、冬場は30分〜1時間ほど外に出るのが理想です。

亜鉛

豆類・ナッツ・全粒穀物などに含まれますが、吸収率の影響を受けるため、食事内容によっては不足することがあります。

コラーゲン&乳酸菌

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サプリは「全部」必要ではありません

サプリメントは、あくまで栄養補助として位置づけられます。すべてを摂取する必要はなく、必要なものだけを選ぶことが重要です。

継続の目安としては、2か月ほど試して、体調や生活への影響を確認する方法が一般的です。

また、ビタミンB12を摂取した際に尿の色が濃くなることがありますが、これは水溶性ビタミンが排出されるために起こる現象です。

必要に応じて、血液検査などで状態を確認すると、より適切な判断ができます。

Q&A

Q. 毎日飲む必要はある?

A. サプリメントの種類や摂取量によりますが、重要なのは不足状態を避けることです。

Q. なぜヴィーガンはビタミンB12サプリが必要なの?

A. ビタミンB12は主に動物性食品に含まれるため、植物性食品のみでは十分な摂取が難しいとされています。

まとめ

ヴィーガンのサプリメント選びでは、

  • 動物由来成分が含まれていないか確認する
  • 特にビタミンB12は優先的に検討する
  • 無理に増やさず、必要なものだけを選ぶ

この3点が基本となります。

サプリメントは、まず2か月ほど試してみて、体調や生活への影響を確認するのがおすすめです。飲みやすい形状か、続けやすい価格か、習慣にできるかなど、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。

▼サプリメントの考え方や栄養の詳しい解説はこちら

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